パンジー&ビオラ(Viola × wittrockiana など)




●学名:Viola × wittrockiana など
●科名/属名:スミレ科スミレ属
●原産地:ヨーロッパを中心とする原種から作出された園芸品種
●草丈/樹高:10~30cm程度
●開花期:10~6月頃
●花色:紫、青、白、黄、オレンジ、赤、ピンク、黒、茶、複色など
●耐寒性:強い
●耐暑性:弱い
生育環境
日当たりと風通しのよい場所を好みます。秋から春にかけて屋外の日当たりのよい場所で育てると、株が締まり花つきもよくなります。
寒さには比較的強く、冬の花壇を代表する草花ですが、強い霜や積雪が続く地域では株元を腐葉土などで覆って保護すると安心です。
一方で暑さには弱く、気温が上昇する初夏になると株が弱りやすくなります。日本では一般的に秋から翌年の春まで楽しむ一年草として扱われます。
水やり
鉢植えは土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。冬は夕方に水を与えると夜間に凍結することがあるため、できるだけ午前中に水やりをします。
庭植えは根付いた後は降雨を基本とし、乾燥が続く場合に水を与えます。
花や葉に水をかけ続けると傷みや病気の原因になることがあるため、株元に水を与えるようにします。
用土と肥料
水はけと保水性のバランスがよい土を好みます。鉢植えでは市販の草花用培養土を利用できます。
植え付け時に元肥として緩効性肥料を施します。パンジーとビオラは長期間次々と花を咲かせるため、開花中は肥料切れに注意します。
秋から春の生育期には緩効性肥料を定期的に施すか、液体肥料を適量与えます。ただし、肥料を与えすぎると葉や茎ばかりが茂ることがあるため、製品の規定量を守ります。
特 徴
パンジーとビオラは、秋から春の花壇や寄せ植えを代表するスミレ科の草花です。
一般的に花が大きなものをパンジー、小輪で花数が多いものをビオラと呼びます。ただし、現在では交配によって非常に多くの園芸品種が作られており、両者を明確に区別する基準はありません。
花色が非常に豊富で、単色だけでなく複色やグラデーション、花弁に模様が入る品種、フリル咲きなどもあります。
咲き終わった花をそのままにすると種を作るために養分が使われます。花がらをこまめに摘むことで株の消耗を抑え、長期間花を楽しむことができます。
豆知識
パンジーの別名は「サンシキスミレ(三色菫)」です。
パンジーという名前は、フランス語で「思い」を意味する「pensée」に由来するとされています。花がやや下向きに咲く姿が、人が物思いにふけっているように見えることから名付けられたといわれています。
パンジーとビオラは以前は花の大きさによって比較的分けやすかったものの、現在は中間的な品種も数多く登場しています。そのため園芸の世界でも、その境界はかなり曖昧になっています。
花言葉
パンジーの代表的な花言葉は「もの思い」「私を思って」です。
ビオラには「誠実」「信頼」「忠実」などの花言葉があります。
花色によって異なる花言葉が紹介されることもあります。
栽培カレンダー
| 作業・時期 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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| 開花期 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |||
| 植付・植替 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |||||||
| 肥料(鉢植) | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||
| 肥料(庭植) | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||
| 種まき | ■ | ■ |
栽培時期は一般的な目安です。地域や品種、栽培環境によって前後します。









