紫式部(ムラサキシキブ)の開花時期・種類・育て方

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紫式部(ムラサキシキブ)Callicarpa japonica

紫式部(ムラサキシキブ)

●学名:Callicarpa japonica
●科名/属名:シソ科ムラサキシキブ属
●原産地:日本、中国、朝鮮半島、台湾
●草丈/樹高:2から3m程度
●開花期:6月から7月
●花色:淡紫色、淡紅紫色
●耐寒性:強い
●耐暑性:強い

生育環境

日当たりから半日陰まで幅広い環境で育てられます。日当たりのよい場所では実つきがよくなりますが、強い西日が長時間当たる場所では乾燥に注意します。

庭植えでは、水はけがよく、適度に湿り気のある場所が適しています。日本に自生する植物なので比較的丈夫で、環境に適応すれば育てやすい庭木です。

水やり

庭植えは、根付いた後であれば基本的に降雨だけで育てられます。ただし、夏に晴天が続いて土が乾燥する場合は、朝または夕方にたっぷり水を与えます。

鉢植えは土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで十分に与えます。特に夏は水切れしやすいため注意します。

用土と肥料

水はけと水もちのバランスがよい土を好みます。鉢植えでは市販の草花用培養土や庭木用培養土を利用できます。

庭植えでは、植え付け時に腐葉土や完熟堆肥を混ぜて土を整えておきます。

肥料は庭植えの場合、冬の寒肥として1月から2月ごろに緩効性肥料や有機質肥料を施します。鉢植えでは寒肥に加え、生育期の春に緩効性肥料を施すとよいでしょう。肥料の与えすぎは枝葉ばかりが茂る原因になるため注意します。

特 徴

ムラサキシキブは、日本各地の山野にも自生する落葉低木です。

初夏に小さな淡紫色の花を咲かせ、秋になると鮮やかな紫色の小さな実を枝に沿ってつけます。花よりも秋の美しい実が観賞の中心となる植物です。

庭木として流通しているものには、ムラサキシキブだけでなく、近縁種のコムラサキも多く見られます。コムラサキは比較的コンパクトで実つきがよいため、家庭の庭でも利用されています。

豆知識

「ムラサキシキブ」という優雅な名前は、紫色の美しい実を平安時代の作家・紫式部になぞらえたものとされています。

ただし、古くから現在と同じ名前で呼ばれていたわけではなく、かつては「ムラサキシキミ」と呼ばれていたともいわれています。

ムラサキシキブとコムラサキはよく似ていますが、実のつき方や葉の鋸歯などに違いがあります。一般にムラサキシキブは実がややまばらにつき、コムラサキは実がまとまって密につく傾向があります。

花言葉

ムラサキシキブの花言葉は「聡明」「上品」「愛され上手」などです。

紫色の美しい実と、紫式部の知的で優雅なイメージに由来するとされています。

栽培カレンダー

項目123456789101112
開花期
植付・植替
肥料(鉢植)
肥料(庭植)
種まき

栽培時期は一般的な目安です。地域や品種、栽培環境によって前後します。

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