ムクゲ・フヨウの開花時期・種類・育て方

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ムクゲ Hibiscus syriacus / フヨウ Hibiscus mutabilis

ムクゲ・フヨウ
ムクゲ・フヨウ
ムクゲ・フヨウ

ムクゲとフヨウは、どちらもアオイ科フヨウ属の落葉性低木で、夏を代表する花木です。よく似た花を咲かせますが、ムクゲは比較的コンパクトな葉と直立する樹形、フヨウは大きな葉と大輪の花が特徴です。

●学名:ムクゲ Hibiscus syriacus / フヨウ Hibiscus mutabilis
●科名/属名:アオイ科/フヨウ属
●原産地:ムクゲ 中国など東アジア/フヨウ 中国を中心とする東アジア
●草丈/樹高:ムクゲ 2~4m程度/フヨウ 1~3m程度
●開花期:ムクゲ 7~10月頃/フヨウ 7~10月頃
●花色:白、桃、赤、紫、複色など
●耐寒性:ムクゲ 強い/フヨウ 普通~やや強い
●耐暑性:強い

生育環境

日当たりと風通しのよい場所でよく育ちます。ムクゲ、フヨウともに暑さに強く、日本の夏でも旺盛に生育します。

花を十分に楽しむには日当たりのよい場所が適しています。特にムクゲは丈夫で土質をあまり選ばず、庭木や生け垣としても育てやすい花木です。

フヨウも丈夫ですが、ムクゲよりやや湿り気のある肥沃な土を好みます。冬には落葉して休眠します。

水やり

庭植えの場合、植え付けて根付いた株は基本的に降雨だけで育てられます。ただし、真夏に雨が降らず乾燥が長く続く場合は、朝または夕方にたっぷり水を与えます。

鉢植えでは土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで十分に与えます。特に夏は乾燥しやすいため、水切れに注意します。

用土と肥料

水はけと保水性を兼ね備えた肥沃な土が適しています。庭植えでは植え付け時に腐葉土や完熟堆肥を混ぜ込んでおくと、その後の生育がよくなります。

鉢植えでは一般的な草花・花木用培養土を利用できます。

肥料は寒肥として冬に緩効性肥料や有機質肥料を施します。鉢植えでは春から初夏の生育期や開花期にも、株の状態を見ながら追肥すると花付きがよくなります。肥料の与えすぎは枝葉ばかりが茂る原因になるため注意します。

特 徴

ムクゲとフヨウは花だけを見るとよく似ていますが、葉を見ると比較的見分けやすい植物です。

ムクゲの葉はフヨウより小さく、切れ込みが入り、枝は上方向へ伸びやすい傾向があります。一方、フヨウは大きな掌状の葉をつけ、全体的に柔らかな印象になります。

どちらも一つの花の寿命は短いものの、夏から秋にかけて次々とつぼみが開くため、長期間花を楽しめます。

ムクゲは刈り込みにも比較的強く、庭木や生け垣として古くから利用されています。フヨウは大輪の花と大きな葉を生かし、庭の夏景色をつくる花木として人気があります。

豆知識

ムクゲは漢字で「木槿」と書きます。朝に開いて夕方にはしぼむ花として知られますが、品種や気温などの条件によっては翌日まで花が残ることもあります。

フヨウは漢字で「芙蓉」と書きます。フヨウの仲間には、朝は白く、時間がたつにつれて桃色から紅色へと花色が変化する「スイフヨウ(酔芙蓉)」があります。酒に酔って顔が赤くなる様子になぞらえた名前です。

ムクゲは韓国の国花としても広く知られています。

花言葉

ムクゲの代表的な花言葉は「信念」「新しい美」などです。

フヨウには「繊細な美」「しとやかな恋人」などの花言葉があります。

栽培カレンダー

ムクゲとフヨウは栽培時期がおおむね共通するため、一般的な暖地から中間地での栽培を目安にまとめています。

項目123456789101112
開花期
植付・植替
肥料(鉢植)
肥料(庭植)
種まき

栽培時期は一般的な目安です。地域や品種、栽培環境によって前後します。

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