竜胆(リンドウ)の開花時期・種類・育て方

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竜 胆(リンドウ)

竜 胆(リンドウ)

竜胆(リンドウ)(Gentiana scabra

●学名:Gentiana scabra
●科名/属名:リンドウ科リンドウ属
●原産地:日本、中国、朝鮮半島など東アジア
●草丈/樹高:30~100cm程度
●開花期:9~11月
●花色:青紫、紫、ピンク、白など
●耐寒性:強い
●耐暑性:普通~やや弱い

生育環境

リンドウは日当たりと風通しのよい場所を好む多年草です。春から初夏にかけては十分に日光に当てることで、丈夫な株に育ちます。

一方、日本の高温多湿な夏はやや苦手です。鉢植えでは夏場は強い西日を避け、午前中に日が当たる半日陰など、できるだけ涼しい場所で管理します。

庭植えでは、水はけがよく適度に湿り気を保てる場所が適しています。極端に乾燥する場所は避けましょう。

水やり

リンドウは乾燥を嫌います。

鉢植えでは土の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。特に春から秋の生育期は水切れさせないよう注意します。ただし、常に土が過湿になっていると根腐れの原因になるため、水をためたままにしないことも大切です。

庭植えでは根付いた後は降雨を基本としますが、夏など乾燥が続く場合は朝または夕方に水を与えます。

用土と肥料

水はけと水もちを兼ね備えた、弱酸性の土が適しています。鉢植えでは山野草用培養土を利用すると管理しやすくなります。

植え付けや植え替えは、春の芽出し前から芽出しの時期が適しています。鉢植えは根詰まりを防ぐため、株の状態を確認しながら定期的に植え替えます。

肥料は春の生育期と、花後から秋にかけて施します。鉢植えでは緩効性肥料や薄めた液体肥料を使用します。真夏の高温期や冬の休眠期には基本的に肥料を控えます。

特 徴

リンドウは秋を代表する山野草のひとつで、青紫色の筒状の花を咲かせます。日本では本州、四国、九州などの山野に自生しています。

花は茎の先端や葉の付け根付近につき、上向きに咲くのが特徴です。切り花としても人気があり、秋の生け花や仏花などにも広く利用されています。

園芸品種には青紫色だけでなく、白やピンクなどの花を咲かせるものもあります。

豆知識

「竜胆」という漢字は、中国でリンドウの根が生薬として利用されていたことに由来するとされています。

根には強い苦味があり、その苦さを表すために「竜」の字が使われたといわれています。日本では古くから秋を感じさせる花として親しまれ、野山に咲く青紫色の花は日本の秋を代表する風景のひとつとなっています。

花言葉

リンドウの代表的な花言葉は「正義」「誠実」「勝利」「あなたの悲しみに寄り添う」などです。

野山で群生せず、一本一本が凛と咲く姿などから花言葉が生まれたとされています。落ち着いた青紫色の花姿から、秋の贈り物やお供えの花としても親しまれています。

栽培カレンダー

作業・時期123456789101112
開花期
植付・植替
肥料(鉢植)
肥料(庭植)
種まき

栽培時期は一般的な目安です。地域や品種、栽培環境によって前後します。

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