桜の開花時期・種類・育て方

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桜(サクラ/Cerasus spp.)

桜

桜(サクラ/Cerasus spp.)

●学名:Cerasus spp.(分類体系によっては Prunus spp.)
●科名/属名:バラ科サクラ属
●原産地:北半球の温帯地域、日本、中国、朝鮮半島など
●草丈/樹高:約3~20m(品種によって大きく異なる)
●開花期:3~4月頃(品種によって10月~5月頃)
●花色:白、淡桃色、桃色、濃桃色など
●耐寒性:強い
●耐暑性:普通~強い

生育環境

桜は日当たりと風通しのよい場所を好む落葉樹です。花をよく咲かせるためには、十分な日照を確保することが大切です。

庭植えでは、将来大きく成長することを考えて、建物や塀、ほかの樹木との間隔を十分に取ります。水はけがよく、適度に水もちのある肥沃な土壌が適しています。

代表的なソメイヨシノをはじめ、桜には非常に多くの種類や園芸品種があり、樹高や開花時期、暑さや寒さへの強さにも違いがあります。

水やり

庭植えの場合、植え付けて根付くまでは土が乾きすぎないように水やりをします。根付いた後は基本的に降雨だけで育ちますが、夏に雨が降らず乾燥が長く続く場合は、朝または夕方にたっぷりと水を与えます。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまで十分に与えます。特に春から夏の生育期は水切れしやすいため注意しましょう。

一方、常に土が湿った状態では根を傷めることがあるため、過湿にも注意が必要です。

用土と肥料

桜は水はけと水もちのバランスがよく、有機質を含んだ肥沃な土を好みます。

庭植えでは、植え付ける場所を広めに掘り、掘り上げた土に腐葉土や完熟堆肥などを混ぜて植え付けます。粘土質で水はけが悪い場所では、土壌改良を行ってから植え付けるとよいでしょう。

肥料は、落葉期の1~2月頃に寒肥として有機質肥料や緩効性肥料を施します。また、開花後の4~5月頃にお礼肥を施すと、その後の生育を助けます。

鉢植えでは肥料分が流出しやすいため、寒肥と花後のお礼肥を基本として株の状態を見ながら施肥します。

特 徴

桜は日本を代表する花木の一つです。日本にはヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガン、カスミザクラなどの野生種があり、それらをもとに数多くの園芸品種が生まれています。

最もよく知られているソメイヨシノは、淡いピンク色の花を葉が展開する前に枝いっぱいに咲かせます。

一般的な桜の開花期は3~4月ですが、河津桜などの早咲き品種や、秋から冬にも花を咲かせる十月桜などもあり、品種を選ぶことで長い期間楽しむことができます。

桜は大木になる品種が多いため、庭に植える場合は成木になったときの大きさを考えて植栽場所を決めることが重要です。

豆知識

日本で最も身近な桜の一つであるソメイヨシノは、種から同じ性質の木を増やすのではなく、接ぎ木などによって増やされてきました。そのため各地に植えられているソメイヨシノは、遺伝的に非常に近い性質を持っています。

また、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざがあります。

これは桜が太い枝を切った傷口から病原菌などが入りやすい性質を持つことから、むやみな強剪定を避けるべきだという意味です。ただし、桜をまったく剪定してはいけないわけではありません。若木のうちから不要な枝を整理し、大きな切り口を作らないよう樹形を整えていくことがポイントです。

花言葉

桜全般の代表的な花言葉は「精神の美」「優美な女性」です。

桜は品種によっても異なる花言葉を持っています。日本では古くから春の訪れを象徴する花として親しまれ、卒業や入学、新しい生活の始まりなど、人生の節目を彩る花としても特別な存在となっています。

栽培カレンダー

項目123456789101112
開花期
植付・植替
肥料(鉢植)
肥料(庭植)
種まき

栽培時期は一般的な目安です。地域や品種、栽培環境によって前後します。

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