萩(ハギ)の開花時期・種類・育て方

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萩(ハギ)

萩(ハギ)

萩(ハギ)(Lespedeza thunbergii

●学名:Lespedeza thunbergii
●科名/属名:マメ科ハギ属
●原産地:日本、中国、朝鮮半島など東アジア
●草丈/樹高:1から2m程度
●開花期:7月から10月
●花色:赤紫、紫紅、白など
●耐寒性:強い
●耐暑性:強い

生育環境

日当たりと風通しのよい場所を好みます。半日陰でも育ちますが、日当たりが不足すると枝が間延びし、花つきが悪くなることがあります。

庭植えでは、水はけのよい場所を選びます。丈夫で日本の気候によく適応し、暑さにも寒さにも比較的強いため、庭木として育てやすい植物です。

枝が長く伸びて弓なりに垂れるため、ある程度広さのある場所に植えると、ハギ本来の自然な樹形を楽しめます。

水やり

庭植えは、植え付けて根付いた後であれば、基本的に降雨だけで育てられます。ただし、夏に雨が降らず乾燥が長く続く場合は、朝または夕方にたっぷり水を与えます。

鉢植えは土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで十分に与えます。特に夏は乾燥しやすいため、水切れに注意します。

一方で過湿が続くと根を傷めることがあるため、常に土が湿った状態にする必要はありません。

用土と肥料

水はけのよい土を好みますが、土質をあまり選ばず、比較的やせた土地でも育ちます。

鉢植えでは、市販の草花用培養土や赤玉土を主体に腐葉土を混ぜた用土が利用できます。

ハギはマメ科植物で、根に共生する根粒菌によって窒素を利用できるため、多量の肥料を必要としません。肥料を与えすぎると枝葉ばかりが茂り、花つきが悪くなることがあります。

鉢植えでは春と花後を中心に緩効性肥料を少量与えます。庭植えは生育が良好であればほとんど肥料を必要とせず、生育が悪い場合に春先などに少量施します。

特 徴

ハギは秋の七草のひとつとして古くから親しまれてきた落葉低木です。「草」という印象の強い植物ですが、分類上は木本植物です。

細い枝を長く伸ばし、その枝がしなやかに垂れる姿が特徴です。夏から秋にかけて、枝いっぱいに小さな蝶形の花を咲かせます。

花が終わり冬になると地上部の枝が枯れ込んだように見えることがありますが、春になると株元から新しい枝を勢いよく伸ばします。

毎年新しく伸びた枝に花を咲かせるため、落葉期から早春に古い枝を株元近くまで切り戻すことができます。強く剪定しても芽吹きやすく、樹形を更新しながら育てられます。

豆知識

ハギは「秋の七草」のひとつです。

秋の七草は、ハギ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、クズ、フジバカマ、オミナエシの7種類です。春の七草が食べて楽しむものとして知られているのに対し、秋の七草は主に花を眺めて季節を楽しむ植物です。

ハギは「万葉集」に非常に多く登場する植物としても知られ、日本人にとって古くから身近な秋の花でした。

漢字では「萩」と書きます。「秋」と「草」を組み合わせた国字で、その文字からも日本の秋を代表する植物であることが伝わってきます。

花言葉

ハギの代表的な花言葉には「思案」「内気」「柔軟な精神」などがあります。

風に揺れる細くしなやかな枝や、控えめに咲く小さな花の姿を思わせる花言葉です。

栽培カレンダー

項目123456789101112
開花期
植付・植替
肥料(鉢植)
肥料(庭植)
種まき

栽培時期は一般的な目安です。地域や品種、栽培環境によって前後します。

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