ハゴロモジャスミン(Jasminum polyanthum)


●学名:Jasminum polyanthum
●科名/属名:モクセイ科ソケイ属(ジャスミナム属)
●原産地:中国南西部
●草丈/樹高:つる性で2~5m程度
●開花期:3~5月
●花色:白(つぼみはピンク色)
●耐寒性:やや弱い
●耐暑性:強い
生育環境
日当たりと風通しのよい場所を好みます。日光が不足すると花つきが悪くなるため、春と秋はできるだけよく日に当てます。
つる性で生育が旺盛なため、鉢植えではあんどん仕立てにしたり、庭ではフェンスやトレリスなどに誘引したりして育てます。
比較的暖かい地域では屋外で越冬できることもありますが、強い霜や凍結には注意が必要です。寒冷地では鉢植えにして、冬は明るい室内や霜の当たらない場所で管理すると安心です。
水やり
鉢植えは土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。特に春から秋の生育期は水切れさせないよう注意します。
冬は生育が緩やかになるため、水やりの回数を減らしてやや乾燥気味に管理します。ただし、完全に乾燥させないようにします。
庭植えでは、根付いた後は基本的に降雨だけでも育ちますが、夏に乾燥が続く場合は株元へ十分に水を与えます。
用土と肥料
水はけがよく、適度に保水性のある肥沃な土を好みます。鉢植えでは市販の草花用培養土を利用できます。自分で配合する場合は、赤玉土と腐葉土を中心にした水はけのよい用土が適しています。
鉢植えでは春から秋の生育期に緩効性肥料を施し、必要に応じて液体肥料を補います。開花後に肥料を与えて株を充実させることも翌年の花つきにつながります。
庭植えでは春と開花後を中心に、緩効性肥料や有機質肥料を控えめに施します。
特 徴
ハゴロモジャスミンは、春になると小さな星形の白い花を房状にたくさん咲かせる常緑性のつる植物です。
最大の魅力は非常に強い芳香です。たくさんの花が一斉に咲くと、株の周囲に甘い香りが広がります。ジャスミン類は香りのよい花で知られています。
開花前のつぼみは淡いピンクから濃いピンク色を帯び、開花すると白色になるため、つぼみと花が混ざった時期には白とピンクの美しいコントラストを楽しめます。
生育が旺盛でつるを長く伸ばすため、花が終わった後に剪定して樹形を整えます。ジャスミン類は前年までに伸びた枝に花をつけるものがあるため、剪定は開花後に行うのが基本です。
豆知識
「ハゴロモジャスミン」という名前は、たくさんの白い花が株を覆うように咲く姿を、軽やかな羽衣に見立てたものとされています。
学名の「polyanthum」は「多くの花」を意味し、その名の通り非常に花数が多いことが特徴です。
一般に「ジャスミン」と呼ばれる植物には別の科や属の植物も含まれますが、ハゴロモジャスミンはモクセイ科ソケイ属に属する本来のジャスミンの仲間です。
花言葉
ハゴロモジャスミンの花言葉には、「愛らしさ」「優美」「清純」「誘惑」などがあります。
白く可憐な花と甘く強い香りを持つことから、清らかな印象と人を引きつける香りの両方を表す花言葉が付けられています。
栽培カレンダー
| 項目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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| 開花期 | ■ | ■ | ■ | |||||||||
| 植付・植替 | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||||||
| 肥料(鉢植) | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||
| 肥料(庭植) | ■ | ■ | ||||||||||
| 種まき | ■ | ■ |
栽培時期は一般的な目安です。地域や品種、栽培環境によって前後します。
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