カーネーション(Dianthus caryophyllus)






カーネーション(Dianthus caryophyllus)
●学名:Dianthus caryophyllus
●科名/属名:ナデシコ科ナデシコ属(ダイアンサス属)
●原産地:南ヨーロッパ、西アジア周辺
●草丈/樹高:20~80cm程度
●開花期:4~6月、9~11月頃
●花色:赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫、緑、複色など
●耐寒性:やや強い
●耐暑性:やや弱い
生育環境
日当たりと風通しのよい場所を好みます。日照不足になると茎が間延びし、花つきも悪くなるため、できるだけよく日の当たる場所で育てます。
高温多湿を苦手とし、特に梅雨から夏にかけては蒸れに注意が必要です。鉢植えでは梅雨時に雨の当たりにくい場所へ移し、真夏は強い西日を避けた風通しのよい場所で管理すると夏越ししやすくなります。
寒さには比較的強いものの、強い霜や凍結には注意します。鉢植えは冬に軒下などへ移動すると安心です。
水やり
鉢植えは土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。常に土が湿った状態にすると根腐れを起こしやすいため、乾湿のメリハリをつけることが大切です。
庭植えは根付いた後であれば、基本的には降雨だけでも育ちます。ただし、晴天が続いて土が乾燥する場合は水やりをします。
花や葉に水がかかり続けると傷みや病気の原因になるため、株元へ水を与えるようにします。
用土と肥料
水はけと通気性のよい土を好みます。鉢植えでは市販の草花用培養土を利用できます。自分で配合する場合は、赤玉土、腐葉土などを基本に、水はけのよい用土にします。
植え付け時には緩効性肥料を元肥として施します。生育期と開花期には定期的に追肥すると、花を長く楽しめます。鉢植えでは液体肥料を併用する方法も効果的です。ダイアンサス類では植え付け後、定期的な追肥が開花を維持するポイントとされています。
真夏や冬など株の生育が鈍る時期は、肥料を控えめにします。
特 徴
カーネーションはナデシコ科ナデシコ属の多年草で、世界中で切り花や鉢花として親しまれています。
花びらの縁が細かく波打つ華やかな花姿が特徴です。品種改良が盛んで、赤やピンクだけでなく、白、黄色、オレンジ、紫、緑色や複色など非常に多彩な品種があります。
本来は多年草ですが、日本では高温多湿の夏を苦手とするため、一年草のように扱われることもあります。夏越しできれば、翌年も花を楽しむことができます。
咲き終わった花をこまめに摘み取ることで、株の消耗を防ぎ、次の花が咲きやすくなります。
豆知識
カーネーションといえば「母の日」を代表する花として知られています。
母の日にカーネーションを贈る習慣は、20世紀初頭のアメリカで広まったとされています。その後、日本でも母の日の贈り物として定着し、現在では赤やピンクだけでなくさまざまな色のカーネーションが贈られています。
カーネーションという名前は、ラテン語の「肉」を意味する言葉や、冠を意味する「corona」に由来するなど、いくつかの説があります。
花言葉
カーネーション全般の花言葉は「無垢で深い愛」などです。
色によっても異なり、赤は「母への愛」、ピンクは「感謝」「温かい心」、白は「純粋な愛」、紫は「気品」などの花言葉があります。
栽培カレンダー
| 項目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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| 開花期 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||||
| 植付・植替 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |||||||
| 肥料(鉢植) | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |||||
| 肥料(庭植) | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |||||||
| 種まき | ■ | ■ | ■ | ■ |
栽培時期は一般的な目安です。地域や品種、栽培環境によって前後します。





