シジミバナの開花時期・種類・育て方

シジミバナ さ行

シジミバナ(Spiraea prunifolia var. simpliciflora)

シジミバナ
  • 学名:Spiraea prunifolia var. simpliciflora
  • 科名/属名:バラ科 / シモツケ属
  • 原産地:中国
  • 草丈/樹高:1~2m
  • 開花期:4月~5月
  • 花色:白
  • 耐寒性:強い
  • 耐暑性:普通
シジミバナ

生育環境

シジミバナは日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。水はけの良い土壌を好み、適度な湿度を保つと元気に育ちます。風通しの良い場所に植えると病害虫のリスクが減ります。

水やり

根付いた後は特に手をかけなくても育ちますが、乾燥が続く場合は適度に水やりを行います。鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるのが基本です。

用土と肥料

水はけの良い土壌が適しています。庭植えの場合は腐葉土を混ぜた土壌を用いると成長が良くなります。肥料は春先に緩効性肥料を施すと花付きがよくなります。

特徴

シジミバナは、梅の花を小さくしたような八重咲きの白い花を枝いっぱいに咲かせるのが特徴です。枝がアーチ状にしなやかに垂れ下がるため、優雅な印象を与えます。花が咲き終わると緑の葉が生い茂り、秋には黄色や紅色に紅葉します。

同属の近縁種であるユキヤナギより少し遅れて咲きます。

日当たりを好み、日当たり具合によって花付きが変わります。
枝はよく分岐して上に伸び株立ち状になって、ユキヤナギのように枝垂れません。
コンパクトなので狭い庭でも管理しやすいです。

豆知識

  • 八重咲の花の形がシジミの身に似ていることから「シジミバナ」と名付けられました。
  • 花の中央がくぼんでいる様子から、エクボバナとも呼ばれます。
  • 明治時代に日本に渡来し、観賞用として庭園や公園で広く植えられています。
  • 生垣や盆栽としても人気があります。

栽培カレンダーテーブル

作業 123456 789101112
開花期
植付け・植替え
剪定
肥料(鉢植え・庭植え共通)
  1. 開花期(4〜5月)
    • シジミバナは春に花が咲くため、開花期は4月〜5月が一般的。
  2. 植付け・植替え(10〜11月 or 3月)
    • 落葉期に行うのが理想的で、根を傷めにくい時期(10〜11月 or 3月)が適期。
  3. 剪定(5〜6月)
    • 花芽は前年に作られるため、剪定を間違えると翌年の花が減少する。
    • 開花直後(5〜6月)に剪定するのがベスト。
  4. 肥料(2〜3月)
    • 芽吹き前の2〜3月に寒肥を与えることで、春の花付きが良くなる。
    • 肥料は特に多く必要としないが、成長促進のために適量を施すとよい。
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