鉢植え植物の植え替え、迷ったらすぐ実行
鉢植え植物を育てていると、避けて通れない「植え替え」。しかし、いつ・どのように行うのが正解なのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか?『趣味の園芸』2025年3月号では、園芸研究家・伊藤章太郎さんが植え替えに関する疑問を解消!
植え替えの頻度とタイミングは?
「2~3年に1回」といわれることが多いですが、植物の成長や環境はそれぞれ異なるため、一律に決めるのはナンセンス。もし「去年より元気がない」と感じたら、肥料や水やり、日光量を調整してみましょう。それでも改善しない場合は、植え替えのタイミングです。調子が悪くなった時点で、すでに「適期のデッドライン」に達している可能性があるため、早めの対処が重要です。
植え替えのベストシーズンは?
植物の生育期に入る少し前がベストなタイミングです。具体的には、以下のような考え方で時期を選びましょう。
- 暑さが苦手な植物 → 夏以外(涼しい季節に)
- 寒さが苦手な植物 → 冬以外(暖かい季節に)
植え替えの決断、悩むより行動!
「そろそろ植え替えを……」と思いつつ、迷って後回しにしていませんか? その違和感こそが植え替えのサイン! 根詰まりすると、水分や養分の吸収がうまくいかず、植物が苦しむことに。鉢から抜いて、新しい用土で植え直すだけで植物の元気が戻ります。
『趣味の園芸』3月号では、「根鉢はくずすべき?」「植え替え先の鉢サイズは?」といった疑問にも詳しく解説。あなたの鉢植え植物のモヤモヤをスッキリ解決しましょう!