梅の開花時期・種類・育て方

紅梅 あ行

梅(Prunus mume)

紅梅

●学名:Prunus mume
●科名/属名:バラ科 / サクラ属
●原産地:中国
●草丈/樹高:3~10m
●開花期:1月~3月
●花色:白、ピンク、紅
●耐寒性:強い
●耐暑性:強い

白梅

生育環境

梅は日当たりと風通しの良い場所を好みます。寒さには強く、比較的乾燥にも耐性がありますが、水はけの良い土壌を選ぶとより健全に育ちます。

ピンク梅

水やり

根付いた後は特に水やりを必要としませんが、乾燥が続く場合や、鉢植えの場合は適度に水を与えます。特に開花前後は水切れを防ぐことが重要です。

用土と肥料

水はけの良い砂質壌土が適しています。肥料は1月~2月の寒肥と、6月頃のお礼肥を与えることで花付きが良くなります。

特徴

梅は春の訪れを告げる花として知られ、花の香りが非常に強いのが特徴です。また、実は梅干しや梅酒、梅シロップなどの加工食品として広く利用されます。花の観賞価値も高く、日本庭園や公園でよく植えられています。

品種

  • 冬至梅(とうじばい):野梅系の早咲き白梅。12月中旬~2月中旬に開花し、正月用として人気。枝が細く盆栽向き。
  • 貴山白(きざんはく):控えめな白梅で、甘く優しい香りが特徴。
  • 大盃(おおさかずき):緋梅系紅梅の早咲き品種。桃色の中大輪一重咲き。1月中旬~2月下旬に開花し、庭木や盆栽向き。
  • 未開紅(みかいこう):豊後系の八重咲きピンク中輪梅。2月上旬から徐々に咲き、長く楽しめる。

豆知識

  • 梅の花は桜よりも先に咲き、厳冬期でも美しく咲くことから「忍耐」や「高潔」といった象徴とされています。
  • 「松竹梅」として縁起の良い植物の一つとされ、お正月の飾りや祝い事に用いられます。
  • 日本には約300種類以上の梅の品種があり、花梅と実梅に大別されます。

栽培カレンダーテーブル

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開花期
植付・植替
肥料(鉢植)
肥料(庭植)
種まき
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