ボケ 東洋錦(Chaenomeles speciosa ‘Toyo-nishiki’)

● 学名:Chaenomeles speciosa ‘Toyo-nishiki’
● 科名/属名:バラ科 / ボケ属
● 原産地:日本、中国
● 草丈/樹高:1~2m
● 開花期:3~4月
● 花色:赤、白、ピンク(1本の木に複数の色が咲く)
● 耐寒性:強い(-10℃程度まで耐える)
● 耐暑性:強い
生育環境
ボケ 東洋錦は日当たりの良い場所を好みます。半日陰でも育ちますが、日照が不足すると花付きが悪くなることがあります。
風通しの良い環境が適しており、特に湿気がこもる場所は避けるのが望ましいです。寒さにも比較的強く、日本の広い範囲で栽培が可能です。
水やり
乾燥には比較的強いですが、特に鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
地植えの場合は、根付いた後は降雨のみで十分ですが、夏の乾燥が続く時期には水やりをすると生育が良くなります。
用土と肥料
水はけの良い土を好みます。一般的な培養土や赤玉土と腐葉土を混ぜたものが適しています。
肥料は、2月頃に緩効性肥料を与えると花付きが良くなります。開花後や秋にも追肥を行うと、次のシーズンの花芽形成を助けます。
特 徴
ボケ 東洋錦の最大の特徴は、1本の木に赤、白、ピンクの花が混じって咲くことです。
庭木や盆栽として人気があり、春の庭を華やかに彩ります。また、比較的コンパクトな樹形なので、狭い庭や鉢植えでも楽しめます。
剪定によって形を整えやすく、適切に手入れをすれば長く楽しめます。
豆知識
- 名前の由来:「東洋錦」の名は、赤・白・ピンクの花が混じる美しい姿が、絹織物の「錦」に例えられたことに由来します。
- 実も楽しめる:ボケの実は硬く酸味が強いですが、ジャムや果実酒に加工して楽しむことができます。
- 和風庭園にぴったり:古くから日本庭園に植えられており、和風の景観によくなじみます。
ボケ 東洋錦は、美しい花と育てやすさからガーデニング初心者にもおすすめの植物です。
栽培カレンダーテーブル
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開花期 | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||||||
植付・植替 | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||||||
肥料(鉢植) | ■ | ■ | ■ | |||||||||
肥料(庭植) | ■ | ■ | ■ | |||||||||
種まき | ■ | ■ | ■ | ■ |